築30年以上の三階建て延床面積44坪の木造住宅を、増築・リフォームした場合の見積もりを公開します。我が家の場合は「新築そっくりさん」と「野村建設」で見積もりを作っていただきましたのでその一部をご紹介したいと多います。あくまでも参考としてご覧ください。
我が家の建物及び増築リフォーム の説明
面積表 | 既存 | 増築 | 合計 |
1階床面積 | 約15坪 | 約2.9坪 | 約17.9坪 |
2階床面積 | 約15坪 | 0 | 約15坪 |
3階床面積 | 約14坪 | 0 | 約14坪 |
延床面積 | 約44坪 | 約2.9坪 | 約46.9坪 |
ざっくりとした建物の床面積はこんな感じです。
増築部分は建築申請がいらない10㎡以下のもので作成していただきました。
増築の確認申請とは?
確認申請;行政に対して増築の許可を得るための申請。
以下の場合は確認申請は不必要
- 10㎡以下の増築
- 建物所在地が防火地域、準防火地域以外、つまり無指定地域にあること
リフォームに関する項目
- 断熱性・耐震性の向上
- お風呂・洗濯機が2Fにあるため水回りは1階にまとめる
- 1階はスケルトンリフォーム
- 2階は間取りをそれほど変えずにリフォーム
- 3階は既存のまま(窓は老朽化のため交換の予定)
新築そっくりさんの見積もり
リフォームの見積もりは約2600万円(税込)でした。
結論から申しますとざっくりとした見積もりは税込で2600万円でした。ただし以下の金額は入っていませんので要注意です。
3階は窓の相談をする前に見積もりが出たので窓交換の費用は入ってません。
- エアコン工事
- ガス工事
- 照明器具
- カーテン
- 外構工事など
新築そっくりさんはパナソニックと提携しているため建材や水回りの商品はパナソニックが多く見積もりに入っていました。ちなみに水回りは
- キッチン;リシェルSI(リクシル)←希望を出していたので
- ユニットバス;オフローラ(パナソニック)
- 洗面化粧台;C-line(パナソニック)
- トイレは既存のものを使用予定
初めて見積もりを見たときは正直「思っていたよりも安い!」でした。大手の業者さんで宣伝費もたくさん使っていそうだし、かなり高い見積もり(3500万とか)が出てくると予想していたのですが、それを下回った結果でした。
さらに!!
完全定価制という独自システムを行なっています。
これは工事を開始してから判明した建物の老朽化の程度や工事の難易度の違いで、追加料金を請求することはないというものです。
後から工事に関して追加費用がないのは安心できるポイントです!
ちなみに見積もりには住友不動産で同じよな建物を新築した場合のも比較として記載がありました。
こちらは4000万円を超えていました。
野村建設の見積もり
リフォームの見積もりは約2800万円(税込)でした。
こちらの見積もりは概算です。
野村建設の場合は「カーテン」「外構工事」が見積もりには入っていませんが、エアコンやガス工事、照明器具などは入っています。また水回りはTOTOが入っていました。
- キッチン;ザ・クラッソ(TOTO)
- ユニットバス;サザナ(TOTO)
- 洗面台;ドレーナ(TOTO)
- トイレは既存のものを使用予定
あくまでも概算の見積もりなので大体の場合はここから費用がプラスされていきます。
さらに新築そっくりさんと大きな違いは3階部分の窓だけは全てやり直す見積もりが、野村建設には入っています。
番外の見積もり
以前の記事で我が家が見積もりをお願いした業者さんは5社ありました。
この5社のうちいろいろあって見積もりが出たのは3社です。
今回ご紹介した2社以外にもあるA社も見積もりが出ていました。
このA社は一度建物を確認しその次の打ち合わせまでに、図面と見積もりの概算が出来上がってました。
他の業者さんは何度か既存建物の確認や図面の確認、検査済証の確認、設備屋さんと一緒に確認と細かくチェックしてから見積もりが出ていたのですが、A社は速攻で出来上がってきました。
増築は確認申請が必要ですが、敷地ギリギリまでOKでした。
見積もり額は概算で4500万円以上でした。
まとめ
今回は長野で増築リフォームを検討した場合「新築そっくりさん」「野村建設」の見積もりをごお紹介しました。今回見積もりに入っていなかったものを含めると約3000万円弱は必要な感じでした。そこまで出すのであれば0から間取りを決めたいという結論となり新築にすることにしました。
業者さん選びは最低でも2社以上でやるようにした方がいいです。見積もりにだいぶ違いが出る場合がありますので慎重に選びましょう。